twitter界隈でもclubhouseやってる人非常に多いです。
現状iOS飲み対応で、Androidの人は参加できないのにこれだけの人がやってるとなると、
Android用のアプリが出ればさらに利用者は増えそうです。
ちなみに、日本国内のiPhoneとAndroidの比率は 55%:45% だとどこかの記事で見ました。
なので、およそ日本人のおよそ半分の人はまだclubhouseに参加したくてもできない状態です。
ここまで一気に流行したアプリも珍しいと思いますので、
なぜ『clubhouse』がこんなに流行っているのかを考えてみました。
『clubhouse』の特徴
細かいclubhouseの内容についてはwikipediaを参照ください。
大きな特徴としては、
・音声でのやり取りのみ
・リアルタイムでのやり取りのみでアーカイブが残らない(録音できない、録音してはいけない)
・参加するためには誰かに紹介してもらわないといけない(紹介枠は1人2〜5人)
というところです。
これだけsnsによるスタンプや文字でのコミュニケーションが主流になってる中で、
(ホリエモンを筆頭に電話が嫌いな人も多いはず)
後で聞き返すこともできない不便さ、
(YouTubeは興味ないところは飛ばして観たいところだけ観るタイプです)
参加者も限定する、
(今ではほぼ制限なくなってますが、、)
というものが、なぜこれだけ人々の心を惹きつけるのか?
不思議ですよね。
本当は解説者みたいに一つ一つ理論立てて説明してやりたいところですが、
感覚的に思うところだけをお伝えしていこうと思います。
『clubhouse』は「現代の溜まり場」
ハナからこういう目的だったのかどうなのかはわからないですが、
『clubhouse』は「溜まり場」的な役割を果たしてるんだと思います。
飲みにも行けず、仕事もオンライン商談になって、コロナで対人のコミュニケーションが減ってます。
そんな中、
『clubhouse』に行けば、誰か知り合いがいる
という感覚が利用者に安心感を与えてるんだと思います。
僕たちは幼少期から、
家の近所の公園、
小学校の近くの駄菓子屋さん、
駅の近くの服屋さん、
週末のクラブ、
職場や家の近くの飲み屋さん、
など、
「約束してなくてもあそこに行けば誰かと会話できる」
という安心感を味わってきてたと思います。
おそらくどんな人でも「話を聞いて欲しい」という欲求があります。
話を聞いて、返事をしてくれたり、リアクションしてくれることによって満たされるというのは
誰しも経験があるはず。
一方的に話すだけなら、ライブ配信やVoicyなどでもいいですが、
やはりちゃんとリアクションが見れて、言葉が返ってくるというのが必要なんだと思います。
昨年、一時期「ZOOM飲み」などがその役割をはたしかけましたが、
ZOOMは映像が伴うために場所や動きが固定されてしまいます。
さらに、
家の壁に絵画かけてみたり、
部屋着っぽく見せながらもオシャレしたり、
普段かけないメガネをかけてみたり、
お酒を入れるグラスがお洒落な形してたり、
などなど、ストレスフリーとは程遠い環境でした。
結果的に、顔が見えるという安心感よりもそれまでの準備がストレスとなり、
今では「あざとさ」アピールのためくらいにしか使われてないと思います。
その点、clubhouseは、
場所や背景に縛られない、
もちろん見た目も気にしない、
ワイヤレスイヤホン付ければ両手もフリー、
話したくない時は音声オフにできる、
寝っ転がってようが、ワンカップ飲んでようが、鼻くそほじってようが、なんでもアリ!
といった事によって、かなりのストレスフリーを実現してます。
そして、リアルで知ってる人の声や会話を聞くことで安心感を感じながら、
話したい時は自分が発言することもできる、
まさに「溜まり場」感。
紹介による入会のため、clubhouse上で初めて話す人でも共通の知り合いがいる可能性が高く、
away感を感じなくていいというのが最大のポイントなのかなーと思ってます。
以上が、僕が感覚的に感じてるclubhouseの流行です。
なので、コロナが落ち着いて自由に飲みに行ったり会いに行ったりできるようになった後には
clubhouseは朝5時のクラブのようになっているような気がします。
こういった話もclubhouseではよく行われてるんだろうなー