皆さんが感じられている通り、今市場は『健康ブーム』です。
実際、GfKという会社が行った健康維持に関する市場調査によると、2014年よりも2017年の方が健康に対して行動をしている人が増えているというデータがあがっています。
この『健康ブーム』は日本だけではなくて、グローバルで見ても健康志向は高まっているらしいです。
グローバルと日本、それぞれの健康行動に関する比較を見てみると、
といった感じで、フローバルと比較すると日本の健康行動はまだ低いですが、2014年と2017年を比較すると、
・睡眠
・食事
・運動
・プライベートの時間
・美容
全ての項目で上回っています。
しかもデータは2年前なので、2019年の今ではさらに健康志向は高まってると思います。
実際、美容業界でも、9月号のPREPPYで健康に関しての特集がありました。
美容室が働いているスタッフのためにお弁当を用意したり、体操の時間を設けたり、ヨガ教室を行ったりと、いかにスタッフに健康的に働いてもらい、生産性を上げていくか。
ということに取り組んでいるお店も出てきているようです。
美容メーカーも、オフィスの椅子をバランスボールにしたり、在宅勤務を可能にしたり、ノー残業デーを作ったり、社員が健康的に働けるような仕組みづくりをしてる会社も出てきています。
働き方改革により、長時間働かすことが難しくなってきたので、短い時間でどう成果を上げるか?
を考えたときに、心も体もフレッシュな状態で仕事に来てもらうことで、やる気と成果を上げやすい状態にしようという取り組みですね。
また、美容師さんも男性だけでなく、女性もジムに通って体を鍛えたり、酵素やサプリメントを生活に取り入れて健康を発信している人も増えてきています。
以前のブログでも美容室とサプリの相性の良さについては書きましたが、
今回は『髪の毛』に対しての健康を考えようと思います。
髪の毛の健康って??
これも以前のブログで書きましたが、そもそも健康な髪の毛の状態というのは、
・80%のケラチンタンパク質
・12%の水分
・8%のメラニンや油分
のバランスが整った状態です。
キューティクルもコルテックスもケラチンタンパク質でできてます。
これが、カラーやパーマ、ドライヤーやアイロンなどによってダメージを受けると、キューティクルが損傷して、内部のケラチンタンパク質が流失していきます。
なので、傷んだ髪の毛を「健康な状態」に戻そうと思うと、ケラチンタンパク質を補わないといけないです。
そして、ケラチンタンパク質が補われて健康な状態に近づいた髪の毛というのは、
本来、子供の髪の毛みたいに
・サラサラ
・ハリと弾力
・軽い
質感だと思います。
これまでの「ヘアケア」というと、
しっとり
というキーワードがかなり多かったと思います。
しっとりと柔らかい仕上がりになることで、パサつきが軽減されて髪の毛が健康になったような感じがしてましたが、しっとりというのは本来の『健康な状態』ではないということがお分かりいただけると思います。
実際、スタイリング剤や美容室で行うシステムトリートメントも「軽さ」を打ち出すものが増えてきたますが、まだまだ
健康な髪
という状態は浸透していないと思います。
これだけ健康志向が高まっている今だからこそ、髪の毛の健康な状態に関してももっと広まっていけばいいなーと思います!!