美容業界で働くサラリーマンのちょっとためになる情報

LINDO TOKYO UMEDA miyu さんのブリーチセミナーまとめ

今若手女性スタイリストで間違いなくトップの注目を集めている

LINDO TOKYO UMEDAのmiyuさんのブリーチセミナー。

ヘアカラーに対する考え方やブリーチに対する知識、ケアに対する意識など、

たくさんの気付きがありましたので、簡単にまとめます。

miyuさんとは?

Instagramのプロフィールにも「西日本で1番カラーをする美容師」と書いてある通り、

ブリーチ比率90%越え、月間指名売上900万越え

というモンスター美容師さんです。

1社目の美容室に入社後3ヶ月でカラーリストデビュー、

その年の12月にはカラーだけで月間100万達成、

その後わずか半年ほどでスタイリストデビュー、

入社3年目には月間売上が450万越えを記録。

その後2021年4月から LINDO TOKYOさんに籍を移し、

美容師歴5年目の今では上記にも記載したとおり

ブリーチ比率90%以上、月間指名売上900万越えを記録されてます。

Instagramのフォロワーも4万人以上で、

いち美容師としてではなく、ライフスタイルや考え方まで含めて

多くの女性に憧れられる美容師さんです。

ヘアカラーに対する考え方

なぜ『ミルクティーベージュ』をウリにしてるか?

miyuさんを知ってる人たちからすると、

miyuさんといえば『ミルクティーベージュ』

と声を揃えて言うと思います。

最近でこそイエローやブルーなど割とビビッドな色味も多いですが、

少し前のインスタを見てみると透明感があって柔らかいヘアカラーが圧倒的に多いです。

なぜそんなに『ミルクティーベージュ』に特化したかと言うと、

「年齢層やトレンドに左右されず、多くの女性が好きな色だから」

らしいです。

・どうすればたくさんのお客様に喜んでもらえるか?

を考えた時に、自分が表現したい色に絞ってしまうと、

それだけターゲットとなるお客様も絞られてしまう。

より売上を上げるため、自分の技術を提供するために『狙って』ミルクティーベージュに絞って発信をしていったみたいです。

ブリーチに対する考え方

元々はあまり知識もない状態で、自身の経験や感覚でハイトーンカラーを作ってたみたいです。

それでも問題なくできてたみたいなので、センスはかなりあるんだと思います。

ただ、LINDO TOKYOに移って、ハイトーンカラーが得意な人たちと話をしたりしていく中で、

「自分は全然知識がなかった」

と気付いて、そこからケミカルに詳しい人に話を聞いたりセミナーに参加したり、

さらには自分でもトライアンドエラーを繰り返しながら今に至るとの事でした。

なので、若手の女性とは思えないほどケミカル知識やカラー知識をお持ちです。

実際、セミナー中の質問に対して全て間髪入れずに即答で答えられてました。

これは、普段からインプットして自分なりに理解して、さらにアウトプットまでセットでぐるぐる回してないとなかなかできないです。

普段からアシスタントやお客様にもわかりやすく説明できているから、

再現性が高く、信頼も得られているんだと思います。

なので、やはりブリーチにはケミカル知識とヘアカラー知識が必須です。

色持ち、ケアに対する考え方

カラーの色持ちについて

これは僕自身かなり意外だったのですが、

「カラーの色持ちは1週間ぐらい」

とお客様にも伝えてると言うこと。

ハイトーンカラーはどうしても色持ちが悪い。

変に色を濃く入れて無理やり持たせるというよりも、

最高に可愛い色を表現してあげて、褪色に関しても嘘をつかずに正直にお伝えする。

その分、

「抜けた後も綺麗な状態を維持できるようにアンダーをコントロールしたいから、3回は続けて通ってね」

とお客様に伝える。

さらに、1ヶ月でもなく、2ヶ月でもなく、

『1.5ヶ月が、根元のリタッチ部分が一番綺麗に表現できる』

という理由までお伝えして1.5ヶ月の再来店を促してるとの事でした。

また、カラーシャンプーは再来店時にティントが邪魔になるから勧めない というのもかなり意外でした。

カラーシャンプー勧めるくらいなら、ケア用のシャンプーを勧める、もしくは、シャンプーの回数を減らしてもらう。

という対応をしてるみたいです。

そう言ってもらえると店販にも繋がりそうですね。

ケア(トリートメント)について

最近の流れとしては、メーカーやディーラーからの提案が原因でもありますが、

「単価UPのため」のケア提案が多いと思います。

決して悪いことではないですが、miyuさんの考えとしては、

事前に髪の状態を見た上で、ハイトーンカラーに耐えれるのか?

ということを見極めて、

必要であればトリートメントやケア剤込みのメニューを提案してる

との事です。

ケアに関しても、

・前処理と後処理としてTOKIOのMIXメニューを勧める
・リトルサイエンティストやプレックスなどを配合したケアブリーチを勧める
・オンカラーの際に使用するクリア剤を低アルカリのものにする

など、かなり幅広い提案を使い分けられてました。

お客様のなりたい色に対して必要なケアを考えるということも、

知識と、それを伝えるトーク術、さらにはお客様との信頼関係がないとなかなかできないです。

あくまで、お客様のための『カワイイ』を実現するための提案だから受け入れられてるんですね。

まとめ

細かい色の選定や使ってるメーカーさんなどは記載していいのかわからないので書いてないですが、

とにかくこだわりを持ってサロンワークをされてるのが伝わってきました。

改めて、一過性の売上ではなく、アベレージで売上を上げ続けるためには

『戦略』と『勉強』と『努力』、そして『継続』

が必要なんだと教えていただきました。

今では東京でもサロンワークを始められていたり、

現状に満足せず、常に新しい挑戦を続けているのも多くの女性から注目を集めている要因だと思います。

僕自身、この記事を書いている間にも新しい発見があり刺激を受けているので、

皆様にも刺激を与えられる営業になれるように精進していきます!

最新情報をチェックしよう!