美容業界で働くサラリーマンのちょっとためになる情報

『価値』ってなんですか?

スタッフさんから『価値』ってなんですか?

と聞かれたらなんと答えますか?

明確に答えられる人はどれくらいいるでしょう。

・価値がある、価値がない

・価値が高い、価値が低い

・付加価値がある、付加価値がない

などなど、あまり意識せずに当たり前のように『価値』という言葉を使っていますが、

具体的に『価値』ってなに?って聞かれたら答えるの難しいですよね。

おそらく、一昔前の時代のオーナーさんなら、

「そんな屁理屈言わんでええから言われたことちゃんとやっとけ!」

「わからんのやったら自分で調べて勉強してこい!」

と逆ギレして誤魔化してたと思います。

残念ながら今の時代そんなこと言っちゃう人には誰もついて行かないです。

価値という言葉に限らず、

指示を出す側が、いかに相手に理解されやすい言葉で伝えるのか?

ということが今の時代のリーダーに求められていると思います。

そんな中で、『価値』とは何か?をどう伝えるのか?

価値とは?

ネットで『価値とは』と調べても、

その物事がどの程度役に立つかや値打ちを示す言葉

という回答しか出てこないです。

というのも、『価値』とは与える人、与えられる人によって変わるものだから定義しづらいんですよね。

僕が思う『価値』ですが、

・相手にポジティブな変化を与えられること

だと思ってます。

会話であれ、サービスであれ、商品であれ、

相手が何かいい感情を持ってもらえることは、いわゆる『価値がある』という事だと思います。

なので、相手にポジティブな感情を与えられないことは『価値がない』という事。

相手に与えるポジティブな変化が大きければ大きいほど、『価値が高い』

ポジティブな変化が小さければ小さいほど『価値が低い』

ということになります。

そして、そのポジティブな変化というのは、提供する人、モノ、商品によって大きく変わってきます。

同じ美容室でも提供できる『価値』は違います。

・カットやカラーなどの技術で価値を感じてもらうのか?

・仕上がりのデザインで価値を感じてもらうのか?

・店内の内装、音楽などの雰囲気で価値を感じてもらうのか?

・接客や会話で価値を感じてもらうのか?

・サービスの価格で価値を感じてもらうのか?

・サービスのスピードで価値を感じてもらうのか?

お店によって提供できる『価値』はそれぞれです。

あなたのお店では

『お客様に何を価値として感じてもらいたいですか?』

『それを価値として感じてもらうためにはどんな教育が必要になりますか?』

『その価値は単価もしくはリピートに繋がりますか?』

この辺りをしっかりと言葉で伝えられるよう一度考えてみてください。

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