2022年10月5日に、TOKIOインカラミトリートメントから、
酸熱トリートメントができる新アイテムが発売になります。
シンプルに、
通常のTOKIOインカラミの2番を、専用の酸熱の2番に変えるだけで、
TOKIOインカラミトリートメントをしながら、酸熱トリートメントも同時にできる
という新しい毛髪補修髪質改善トリートメントです!
※新しく発売になるのは『2M酸熱』という1アイテムだけ
ダメージ補修と髪質改善が、1プロセスで行えるので、
ややこしい組み合わせをしなくても、簡単に高価値トリートメントが提供可能になります。
「TOKIOトリートメント」と「酸熱トリートメント」の違いについては、
以前のブログで比較しているので、
まずはこちらのブログを読んでいただければと思います。
今トリートメント市場を賑わしてるトリートメントの 『酸熱系トリートメント』 と 『TOKIOインカラミトリートメント』 どちらも良さそうだけど、 「TOKIOと酸熱系は何がどう違うの?」 という疑問にお答[…]
ここからは改めてTOKIO酸熱インカラミトリートメントについて詳細を簡単に説明していきます。
TOKIOと酸熱の効果
まずはすごーく簡単にですが、それぞれの特徴についてまとめていきます。
TOKIOの効果
・特許技術インカラミと呼ばれる反応で、ダメージしてタンパク質が失われた毛髪内部に、新しく質の高いタンパク質を補うことができる
・質の高いケラチンタンパク質を使うことで、子供の頃のような自然でしなやかな髪質になれる
・油分に頼らずに、髪の毛に必要な成分をメインで補うことで、必要以上にベタついたり重たくなったりしない
・業界最高の圧倒的なダメージ補修効果
といった特徴があります。
酸熱の効果
それに対して酸熱の効果ですが、
・髪に架橋効果をもたらして、うねりや広がりを落ち着かせることができる
・毛髪内部の乱れた栄養成分の形を整えることで、ツヤや手触りの効果が高い
・油分でケアするアイテムではないので、必要以上にベタついたり重たくなったりしない
といった特徴があります。
TOKIOと酸熱のデメリット
どちらもいいメニューではありますが、完璧ではありません。
いくつかの課題もありますので、そちらもまとめていきます。
TOKIOの課題
・ケラチンタンパク質によるケアがメインなので、しっとりした質感や、毛先のまとまりが実感しにくい
・ラインナップが多く、使うアイテムによっては結果が出にくい場合が多い
・単価は上げやすいが、手間と時間がかかる
といったお声が多いと思います。
酸熱の課題
・繰り返すと髪に硬さやゴワつきが出る
・カラーが褪色する(カラーと同時施術ができない)
・商品によってはアイロンの技術が難しく、失敗しやすい
・ダメージ補修効果はない
などが挙げられると思います。
TOKIO酸熱トリートメントの魅力
上記をふまえた上で、
今回発売になるTOKIO酸熱インカラミトリートメントの魅力についてですが、
頭がひとまわり小さくなったかのようなおさまり感
特にボリュームを感じやすいハチまわりの膨らみがかなりなくなります
硬さもなく、重たくもない、しなやかで自然な仕上がり
毛先のパサつきは若干残りますが、ベタつきもなく、失敗しにくそうです
繰り返しても硬さ、ゴワつきが出にくい
毛髪内部に新しいケラチンタンパク質を補いながら酸熱の反応を起こしていくので、繰り返しの施術にも強いです
臭いが少ない
トリートメント成分も併せて配合されていることもあり、グリオキシル酸特有の臭いはほぼ感じないです
などで、TOKIOインカラミの良さと、酸熱の良さがうまくMIXされた仕上がりとなっています。
TOKIO酸熱の使い方(プロセス)
実際の使い方ですが、
基本的な工程はTOKIOインカラミと同じです。
変更点は、
①TOKIOの2番を、TOKIO 2M酸熱 というアイテムに変える
②加温を通常よりもしっかりと行う
③最後の仕上げ時にアイロンで仕上げる
の3つです。
プロセスは、
シャンプー → TOKIO 0 → TOKIO 1 → TOKIO 2M酸熱 → 加温15分 → TOKIO 3M → シャンプー → TOKIO 4M → アイロン
という工程です。
通常のTOKIOトリートメントに加温とアイロンの時間がプラスされるので、
メニュー時間としては大体50分程度です。
結構時間かかるという印象かもしれないですが、
酸熱トリートメントの料金+TOKIOトリートメントの料金を合わせたメニューで展開できますので、
ストレートや縮毛矯正よりも簡単で高単価なメニューが展開可能です。
まとめ
最近の「髪質改善メニュー」では、
酸熱トリートメントよりも酸性ストレートの方が主流になってきてると思いますが、
ストレートは、クセの悩みは解消できますが、ダメージの悩みは解消できません。
日本人は、およそ70%の方がクセで悩んでいるというデータがありますが、
そのうちのほとんどの人は強いクセというよりも、「うねり」や「ひろがり」です。
「うねり」や「ひろがり」によってまとまらず扱いにくい髪の毛を、扱いやすい髪の毛に改善しながら、
同時にダメージに対する悩みも解決していけるメニューは、
お店にとっても、お客さまにとってもプラスになりそうです。