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「抜け感・速さ・粘性・コスト」売れ筋ブリーチの特徴比較

ほんとにここ何年かはブリーチがよく売れます。

下手したらサロンさんによっては普通のカラー剤が導入になるよりもブリーチが導入になった方が売上が上がるんじゃないかってくらい、ブリーチの使用頻度が増えてます。

ブリーチが上手なサロンさんのオンラインサロンやセミナーなども非常に多いので、

ブリーチの使い分けはみなさんご存知かもしれないですが、

改めて見返せるように、今よく売れてるブリーチの比較をしていきます。

売れてるブリーチ4選

まずはどのブリーチが売れてるか?ですが、

あくまでもこれはウチの会社で売れてるブリーチなので、

業界全体の傾向ではないということをご了承ください。

ただ、いろんな有名サロンさんの話を聞いてても大体当てはまっているとは思います。

アリミノ:アリミノ120

「一番よく抜けるブリーチはなんですか?」

と聞かれた時にまずお答えするのはこちらのブリーチです。

使ったことある美容師さんも非常に多いと思いますし、

ブリーチが得意なサロンさんではまず間違いなく使用されてます。

シュワルツコフ:ファイバープレックス

『プレックス系』という言葉を流行らせたブリーチと言ってもいいくらいに

非常に認知度の高いブリーチです。

「一番ダメージレスなブリーチはなんですか?」

と聞かれた時には間違いなくファイバープレックス1択です。

こちらもブリーチが得意なサロンさんでの導入率は非常に高く、

業界で1番売れてるブリーチらしいです。

b-ex:ビーブリーチ

ビーブリーチは、まだそんなに発売されてから期間もないために

知らないサロンさんも多いかもしれないですが、

「一番コスパのいいブリーチはなんですか?」

と聞かれたら絶対にビーブリーチとお答えしてます。

ただ安いだけではなく、ブリーチ力も操作性も高いので

”コスパ”に優れたブリーチとして安心して提案できます。

ナプラ:アクセスフリー

こちらはメイン使用というよりは、他社のブリーチとの併用使い(他のブリーチとのMIX)でよく売れてます。

「一番粘性の固いブリーチはなんですか?」

と聞かれたらこのアクセスフリーとお伝えしてます。

ブリーチ力もそこまで高くなくて粘性が硬めなので、

リタッチ部分に使用する際や塗り分けするときに

アリミノ120などにMIXして使用されることが多いです。

カテゴリーごとの順位比較

先程の4つのブリーチは、それぞれ特徴がありますので、

ブリーチの際に気になるカテゴリーごとに勝手にランキングで発表していきます。

リフトアップ力

1位:アリミノ120

2位:ビーブリーチ

3位:アクセスフリー

4位:ファイバープレックス

という順番です。

1位のアリミノ120は、リフト力も非常に高いですし、

リフトスピードも非常に速いので、2人で塗布できる際や、

ダブルカラーで早く仕上げたい時にはかなりありがたい薬剤だと思います。

2位のビーブリーチは、リフト力はアリミノ120には劣りますが、

塗り始め〜40分後くらいまでのリフトがいい意味で均一で、

チェックもしやすくスタッフさんが多いお店で使いやすい薬剤です。

3位のアクセスフリーはリフトの仕方はビーブリーチに似ていますが、

リフト力がビーブリーチよりは劣るので、バージン毛から削っていくというよりは、

ブリーチ部分のメラニンや染料を削っていくのに非常に適した薬剤です。

4位のファイバープレックスは、唯一ケア成分配合なのでブリーチ力に関しては

ある程度仕方ないと思います。

ただ、アクセスフリーよりも少し劣るくらいのレベルなので、

アクセスフリーと同じように使いながら、単価UPメニューとして展開できる薬剤です。

粘性(硬さ)

1位:アクセスフリー

2位:ビーブリーチ

3位:ファイバープレックス

4位:アリミノ120

という順番です。

剤の硬さという点ではダントツでアクセスフリーだと思います。

単品で全頭塗ろうと思うと伸びにくくて塗りにくいし時間かかると思いますが、

塗り分けしやすいのと、他社のブリーチとMIXすることで増粘剤としても活躍してます。

2位のビーブリーチもどちらかといえば少し硬めです。

ただ、固くて塗りにくいという程ではないので、こちらも単品でリタッチ部分に使用できたり、

塗り分けしやすい薬剤だと思います。

3位のファイバープレックスは、とろみを感じる粘性で全頭塗布するのには非常に塗りやすいと思います。

ただ、一緒に使うオキシの相性が良くないと、シャバシャバになって液だれするケースも多いみたいなので、

ファイバープレックスを使用する際は必ずオキシも同じメーカーで揃えた方が良さそうです。

4位のアリミノ120は一番粘性がゆるいです。

バージン毛や全頭ガッツリ削りたい際には非常に伸びが良くて使いやすいですが、

液だれしやすいということもあり、塗布技術に自信がない方には慣れるまで少し難しいかもしれません。

一番粘性の固いアクセスフリーとMIXして使用されてるケースが多いです。

コスト

1位:ビーブリーチ

2位:アクセスフリー

3位:アリミノ120

4位:ファイバープレックス

という順番です。

こちらは値引き反映前のメーカーさんの定価の価格の順位です。

ビーブリーチとアクセスフリーが僅差でかなり安くて、

少し空いてアリミノ120、さらに少し空いてファイバープレックスという感じです。

ファイバープレックスがダントツでコストは高いですが、

他のブリーチにトリートメントを追加してると思えばそこまでコストの差はないかもしれないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

みなさんのイメージと同じでしたか?

アリミノ120を使用する際は、アクセスフリーもセットで導入されると

非常にブリーチの幅も拡がって使いやすくなると思います。

ビーブリーチは単品でもバランス良く使用できますね。

ファイバープレックスは通常のブリーチにプラス1000円以上の単価UPメニューが作れるので、

繰り返しブリーチされるお客様が多いサロン様や、

ケアを大事にしてるサロン様ではマストなアイテムです。

今回は売れ筋のブリーチ4つだけでしたが、

他にも特徴を持ったブリーチもたくさんありますので、

気になる商品があればお問い合わせいただければと思います!

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