今美容業界で一番勢いよく店舗展開している美容室といえば、
Dears さんだと思います。
美容業界ではまだまだ確立されていなかった『フランチャイズ』展開をうまく成立させ、Dears企業からわずか3年で約80店舗展開。
美容業界を支えてきたカリスマサロンが相次いで店舗縮小をしていく中、どうやってこんな規模の展開を行なっているのか。
経営者の北原さんのtwitterを勝手にまとめてみました。
店舗経営について
まずは北原さんが実際にtwitterでつぶやいていることのまとめ。
管理者に求められるのはバランス感覚。
よく、店長が変わったら、
スタッフが辞めた
離職が止まったなど、ありますが、それはバランスの感覚が変わったと受け止めて居ます。
バランスを取るためには、求人から面接までバランスを取る本人がやるのが1番良い結果を生む。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 15, 2019
・店舗を作る意味
・人を雇用する意味
・その人でなければいけない意味
・あなたが会社を作らなければいけない理由全てお店が描くストーリーに沿ったキャスト(社員)を用意していく。
うちのスタッフもオーナーも全員がストーリーを持っている。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 15, 2019
個人で事業を作ったり、独立する時に商品が決まっていたらすごく簡単。
「あなたから何かを買いたいのだけど買えるものありますか?」
と言ってもらえる行動をすれば良いだけだ。
物やサービスを一生懸命説明するのではなく、目の前の人の力になる事で繋がるように動いていけばよい。
シンプル☺️
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 15, 2019
昨日の自分と比較するのではなく、市場の同業者と比較しないといけない。
お客様も社員も、同業者と比較して、自社サービスを検討される。
サービスを提供する側が、昨日の自分と比較していてもお金を出す人の視点は「今」なので、そこを忘れずに行動していきたいです😌
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 14, 2019
大量行動で結果を出せるところで動くようにしています。背景や実績を作るためです。
アフィリエイトに参入した時アドセンスにチャンスを感じ、6ヶ月で30記事構成のサイトを300アップしました。7桁はすぐでした。
必要なのは根性、やりきる意思。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 13, 2019
場所に縛られないのがほんと大事。
店舗出店する時、「近いから」とかで選ぶと、近さはあっても上手く行くかどうかはわからない。
場所や人に縛られないで、何が大切か?を優先して決める。
その結果、場所と人が大事ならそこでやればいい。
でも、経営が苦しいと誰も守れないです😌
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 10, 2019
なんとなくやっていて上手く行くこともある。
ですが、
なんとなくを積み重ねて成功を連続的に起こしている人はいない。
最初はなんとなくでもいい。
結果が出た時になぜ成功したのか?それを徹底して理解するから次に活かせるんだ。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 10, 2019
年間でやるべきことは、スケジュール組んで予定に組み込む。
「できたらやりたい」レベルで考えてるだけだと全く動かない。
とりあえず予定を作り組み込み、あとからそれが到達できるように辻褄を合わせる。
もし到達出来なくても日にちを決めるから動き出す、挑戦しだす。
ダメ元でいいからやる😌
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 9, 2019
経営は答えがありますからね。
実行は本人じゃないとダメですが、答えを決めたりアクション決めは上手い人に頼ることもできます。
何が自身にとって大切なのか?
それを抑えられていれば自分でやらなくてもいいわけです。やり方より在り方。
ここずれてるとやっていても辛い💦— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
美容室で「店舗展開」が目標にあるのでしたら、「とりあえず1店舗」という視点で作ってはいけない。
1店舗と複数店舗(10〜100店舗)というのは明確に手法が異なる。
1店舗を100個作ればたしかに100店舗だが、そこまでいかない、いけはい。
殆どの人が1店舗で停滞し2店舗にいかないのは、
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 7, 2019
1店舗だけの設計を最初から作ってしまっていること。
事業設計、マーケ設計、行動設計と、
「展開」をしたいなら展開用に作らないと積み重ね構築できない。
重ねられるように見えても重ねられない現実の壁がある。
行動値の壁。
そこを乗り越えるには根性では無理。緻密な設計が必要。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 7, 2019
「仕事を作ろう」と思ったら、まずは普段から自身にくる相談をまずは本気で解決してみる。
相談が頻繁にくる事は、周りよりも長けている可能性がある。
その相談を「聞く」から「解決」する事にエネルギーを向ける。
解決できるようになったら後は商品設定。
相談から仕事につながる事は沢山ある。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 7, 2019
事業は全て仕込み仕組みで決まりますね。
もちろん人のパワーも大切ですが、そのパワーを掛け算なのか?足し算なのか?
事業のモデルに左右される。
立ち上げのキャッシュがそんなにない時ほど、頭を使って作りこむ。
5年後100店舗いくのか?
3店舗で留まるのか?スタートの構成が大事。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 30, 2019
【成功している店舗ビジネスの発信特徴】
・ウリがある
・ウリがホームページで認識できる
・メニューやサービスがわかりやすい
・ホームページに記載してるサービスに現場とズレがない
・また来る理由を作ってくれるウリを作り提示してサービスを提供してまた来てもらう理由を作る。
シンプル☺️
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 28, 2019
店舗ビジネスの場合、何かやってプラスの感情を追うよりも、まずはマイナスを徹底的に無くした方が良い。
プラスやマイナスというのはホームページの記載からの現場のズレ。
100点を目指したいです^^
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 28, 2019
店舗経営において追わなければいけない数字はいくつかありますが、シンプル化するために数値の固定化をしていく。
すると、追わなければいけない数字がどんどん減っていくので管理もシンプルに。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 28, 2019
どんな小さい成果でも再現性があればそれを100回やる仕組みを考え爆発的に成長させる。
当時ですが、サイト作りに再現性を見出し外注のみで生産ラインを作成し数ヶ月で7桁。
それと同じで再現性を美容室に応用。
2017年8月に全国展開宣言してから約2年間で80店舗出店できてるのは再現性の突き詰め。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 21, 2019
使えるカードで事業構想で描いた目的を取りに行くためには、逆算思考で組み、
どんな社員のためにどんな環境が必要か?
それを作るためにはいくらの売り上げを作る必要があるのか?
そのための客単価は?メニュー構成は?と、全て決めていく。
なんとなく得意なメニューをやるのではなく、
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 19, 2019
プロダクト、マーケティング、経営の三大要素を確立し鍛えながら、市場を分析。
100社リサーチして、
今ないものを作るか?
今あるものをよりよくするか?
心を鷲掴みにする戦いをするか?のフェーズでどで戦うか決めて、
店舗なら
新規集客、リピート率、求人力、離職率低下、
の作り込み。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 15, 2019
事業を作る時は順番が大切で、「やりたい事」よりも、
・必要とされる事
・求める人がいるがサービスがない事目線で作る。
「やりたい事を仕事にする」のはとても素敵だが、「やりたい事」が人から求めていないケースも多々ある。
まずは実績を作り文脈を乗せてやりたい事へ移すのが大事😌
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 8, 2019
などなど。
普通のサロンオーナーとなると、
・こんなヘアデザインを作りたい
・こんな内装にしたい
・働いてたお店の近くがいい、都心がいい
ということをまず考えられると思いますが、北原さんはもともとプレイヤーだったにも関わらず、デザインの話は一切出てこず、あくまで誰かに働いてもらうということを前提に客観的に自分のお店をみていることがよくわかります。
また、究極の消費者目線でお客様がどういった導線で自分のお店を知ってくれるのか、自分のお店に対して何を求めてくるのか、それをどうやって解決できるのか、ということが可視化できるようになっています。
①自分が得意な事を知る
②それを求める人を知る
③それを叶えれる場所を作る
④そこで働きたい人を探す
⑤成功パターンを繰り返す
大まかに見るとこういった流れっぽいです。
教育について
店舗の仕組みはわかっても、そこで働いてくれる人がいなければ店舗展開はできません。
今ほとんどのお店はこの求人がうまくいっておらず、単店での売上はあるけど、人がいないから店舗を増やせないところばかりだと思います。
北原さんの教育に対する考え方も非常に興味深かったので、まとめときます。
こちらもまずはtwitterから。
会社が提供できる共通意識は数字のみ。
数字を指針として定義しているのは、数字だけが唯一共通の認識として主軸になるから。
「スタッフのために○○をした」という、行動すらももしかしたらマイナスになることが多い。
だから僕はスタッフに、
給与と働く時間の短縮だけを提供しつつづけている。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 15, 2019
空いた時間で掃除はNG。
暇だから綺麗はNG。ルーティン化されて決まって綺麗はOK。
暇なときにやっていることがお店の支えになってしまっていたら繁栄しない。
もしスタッフが手が空いたら、帰宅かランチか自由時間。
スタッフによっては近くの風呂に入ってくるスタッフもいる。
それで良い。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 15, 2019
社員が当社にいる事が幸せかどうかわからないから、毎日を学び選択肢を広げ行動を積み重ねるわけです。
この業界、「日本一になる!」と発言される方がまだまだいる。それはそれで素晴らしい。
ただ、その反面、正解を押し付けられる方も多くいる。
こうあるべき、こう出なきゃならない。と。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 13, 2019
作り込んでいるとき、例え意図としない人離れが起きても、追いかけてはダメ。
会社が社員に合わせるのではなく、市場に対して会社を合わせて作り込み、そこに社員に合わせてもらうイメージ。
社員を大切にするがあまり一人一人の意見を拾おうとしてはいけない。
会社としての役割を決めてしまう事。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 10, 2019
今日のセミナーでも話しましたが、サービスとお客様を決めることは大切です。
お客様を大切にする為にも、選ぶ。
どんなサービスでどんなお客様に届けるのか?
社員もそう。
選ぶ。たまたま来た人を雇用しない。
選んで来てくれた人を、こちらから選ぶ。
たまたまを組み合わせていかない。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
今日のセミナーでも話しましたが、サービスとお客様を決めることは大切です。
お客様を大切にする為にも、選ぶ。
どんなサービスでどんなお客様に届けるのか?
社員もそう。
選ぶ。たまたま来た人を雇用しない。
選んで来てくれた人を、こちらから選ぶ。
たまたまを組み合わせていかない。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
生きる為に生活のために自己実現のために入社している。
だから、個人面談とかの時間を取るよりも、
面接の段階で自己実現のステージ間を汲み取り、そこを一直線に叶えるようにしてます。
それができたら適切な距離感を保てばそもそも辞めないわけですよ。
個人面談なくても会わなくても。
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 7, 2019
「求人が取れない」という相談も多く来ますが、自分の会社の力でどんな社員が来てくれるかもっと考えた方が良いです。
僕が1号店の求人を考えた時、
・他サロンで結果が出せなかった
・体力的に練習についていけない
・自分のペースでやりたいという子が来ると思ってました。
なのでその子達が求め— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 19, 2019
事業の成功主要要因は、感情でジャッジをしない。
だから社員にも絶対に任せないし、自身もシステム的にしか見ない。
欲や甘え、優しさ、から、事業全体が崩れることはいくらでもある。
事業となる仕組みを作ったらそこに「いない」状態での管理が一番安定すると感じてます😌
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 8, 2019
事業の成功主要要因は、感情でジャッジをしない。
だから社員にも絶対に任せないし、自身もシステム的にしか見ない。
欲や甘え、優しさ、から、事業全体が崩れることはいくらでもある。
事業となる仕組みを作ったらそこに「いない」状態での管理が一番安定すると感じてます😌
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 8, 2019
事業にゴールを作り取りに行く。
前の職場では売り上げ達成してもまた次の年120パーセントの数値を求められました。
これ、本当に長く勤めていると精神的に辛く、毎年高くなる目標が、ゴールのない戦いをしているようで辛かったです。
そこから、当社社員には売り上げを求めず売り上げ目標も作らず
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
自分のお店にはどういう子が働きに来るのか?を予想して、そういった子達が活躍できる環境を整えるという考え方。
おしゃれで見た目も良くて器用で頑張ってくれる子が来てくれるのがそらいいやろうけど、そういった子が頑張れる環境が自分のお店にあるのか?
一見北原さんの考え方はドライで冷たく感じますが、変に情だけでだらだらと働くよりも、
その人が成し遂げたい事のベースを与える事、
その人の生活の邪魔をしない事
を考えられており、ただただ店の売上のために働けーといった環境でないのがよくわかります。
個人の考え方
最後は、おそらく北原さん自身の成長に関わる考え方であろう事をまとめてみました。
事業にゴールを作り取りに行く。
前の職場では売り上げ達成してもまた次の年120パーセントの数値を求められました。
これ、本当に長く勤めていると精神的に辛く、毎年高くなる目標が、ゴールのない戦いをしているようで辛かったです。
そこから、当社社員には売り上げを求めず売り上げ目標も作らず
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
事業にゴールを作り取りに行く。
前の職場では売り上げ達成してもまた次の年120パーセントの数値を求められました。
これ、本当に長く勤めていると精神的に辛く、毎年高くなる目標が、ゴールのない戦いをしているようで辛かったです。
そこから、当社社員には売り上げを求めず売り上げ目標も作らず
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
事業にゴールを作り取りに行く。
前の職場では売り上げ達成してもまた次の年120パーセントの数値を求められました。
これ、本当に長く勤めていると精神的に辛く、毎年高くなる目標が、ゴールのない戦いをしているようで辛かったです。
そこから、当社社員には売り上げを求めず売り上げ目標も作らず
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
事業にゴールを作り取りに行く。
前の職場では売り上げ達成してもまた次の年120パーセントの数値を求められました。
これ、本当に長く勤めていると精神的に辛く、毎年高くなる目標が、ゴールのない戦いをしているようで辛かったです。
そこから、当社社員には売り上げを求めず売り上げ目標も作らず
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
事業にゴールを作り取りに行く。
前の職場では売り上げ達成してもまた次の年120パーセントの数値を求められました。
これ、本当に長く勤めていると精神的に辛く、毎年高くなる目標が、ゴールのない戦いをしているようで辛かったです。
そこから、当社社員には売り上げを求めず売り上げ目標も作らず
— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) July 8, 2019
仕事して出てきたお金を衣食住のランクアップに使わずに、
・インプットへの投資
・アウトプットへの投資
・人への投資にひたすら回していければ成長できまくり。
特に最初の小さい利益は自己満足に使うのではなく次へ回した方がよい。
お金と時間を何に使うのか?
毎日が選択の積み重ねですね😌— きたはら@脱アフィして年商7億 (@kitahara64) June 26, 2019
おそらく自分の事も客観視されていると思うのですが、自分は何が好きで、何を求めているのかという事をよく考えられていて、その求めている事の情報をしっかりとインプットして、噛み砕いてアウトプットしていく。
そのサイクルの速度と量が圧倒的だから個人や店舗の成長速度が圧倒的なんだと思います。
まとめ
これまでの美容室の経営者とは全く違った考え方で、店舗に関する考えや、スタッフに対する考えも本当に『今時』な感じがします。
ユルそうに見えて居心地はいいけど、実は緻密に売上、展開も計算されている。
これが圧倒的な差別化につながっていると思います。
こんな有料レベルの情報を無料で発信してくれているので北原さんのtwitterは絶対みといた方がいいと思います!
実は北原さんと僕は同い年で35歳です。
「バブル」と「ゆとり」の間の世代で、バブルのいい時代も経験してないのにゆとりほど甘やかされてもいない中間層の世代です。
だからこそ、上の世代にも下の世代にも合わせた新しく柔軟な考え方ができるのだと思います。
これからも刺激を受けながら僕も頑張ります!