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現代のビジネスマンには『コーチ』が必要

近年、オンラインサロンに入会される方やビジネスマン向けのセミナーなどに参加される方がかなり増えてると思います。

これまでは、オンラインサロンに参加している人や休日にお金を払ってセミナーに参加している人は、一部の意識の高い人達だけだったと思いますが、

近年では社外で学ぶことが当たり前になっています。

これは、終身雇用の流れが崩れて、ただ会社に属しておけば年々給料も増えて退職金もガッポリ貰えて定年後は年金で悠々自適な生活を送れる。

といった事が幻想だと気づいて、

スキルアップのため、副業のため、転職に繋げるため、それぞれが危機感を感じての行動だと思います。

終身雇用が当たり前だった頃、転職がタブーとされていた頃は、

自分の指標となる人は直属の先輩や、社内の上司でしたが、

雇用が流動的になった今、社内に長く在籍している上司よりも、社外で様々な繋がりを持っている人の方が指標とされやすくなってきています。

少し前のR25のキングコング西野さんの記事にもありましたが、

貨幣経済(お金持ちがすごい) ⇨ 

評価経済(フォロワー数多い人がすごい) ⇨

信用経済(ウソをつかない人がすごい) ⇨

キャラ経済(何をしようがキャラが一貫している人がすごい)

という流れになってきているので、

社長の言うことに合わせてコロコロと意見が変わる上司はもはや現代のビジネスマンの指標にはなれないんですね。

そこで人気なのが、キングコングの西野さんや、ホリエモン、元ZOZOの田端さんや幻冬舎の箕輪さんなど。

皆さん個人のオンラインサロンを主宰しており、ぞれぞれ多くの会員数を集めています。

こういった人達に共通しているのは、

どれだけ世間に叩かれようが自分の思ったことをやるし、正しいと思ったことを発言している。

という事ですね。

ブレないからこそ目印になりやすい、

外にいるからこそ素直に意見を聞きやすい、

こういった存在が求められてるんだと思います。

最近読んだ本で、

『1兆ドルコーチ』シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

という本がありました。

驚いたことに、

スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)、
エリック・シュミット(グーグル元会長兼CEO)、
ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン(共にグーグル共同創業者)、
ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者)、
マリッサ・メイヤー(ヤフー!元CEO)、
チャド・ハーリー(ユーチューブ共同創業者)、

など、シリコンバレーの名だたる経営者達には

『ビル・キャンベル』という「共通の師」がいたらしいです。

このビル・キャンベルという人は元々アメフトのコーチ出身で、シリコンバレー関係で仕事をしだしたのは40歳を過ぎてから。

もちろん経営者としてもかなりの手腕だったと思いますが、本誌の中でも書かれていたのは、

圧倒的な導き力

口は悪くても、誰に対しても分け隔てなく接し、その人だけではなくその家族まで気にかける、

自分の損得感情ではなく、みんなが楽しめる環境を作る。

正しい方向へ進もうとしている人には強く背中を押し、

間違った方向へ進もうとしている人にはきつく叱る事ができる。

こういった行いが指示され、多くの経営者から信頼され、様々なことを相談される存在だったらしいです。

スティーブジョブスを筆頭に、GAFAの創業者などは相当なクセもあり、人の言うことなど聞かなそうなイメージですが、

それぞれ自分の道を正してくれる『コーチ』のような人が必要だったんですね。

こういった人達ですら『コーチ』を必要としているので、

自分の人生、やりたい事が明確になっていない人達には、より『コーチ』という存在が必要だと思います。

僕も悩んだ時に相談する信頼している人がいますが、

その人達も「自分の利益よりも自然と相手の事を優先してる人」なんですよね。

この本を読んで、

・もっと人に相談していいんだ、頼っていいんだ

という思いと、

・もっと人から相談されたり、頼りにされる人間にならないといけないんだ

という思いをもちました。

つまりは、もっとマジレスできる相手を作らないといけないんだなと。

自分が本音で相手にぶつかるから、相手も本音で自分に返してくれる、

しかも、それが自分の利益や時間を優先させたものではなく、

相手にとっての最上だと思うものを客観的に、尚且つ自分ごととしてマジレスしてあげる。

こういったことが脊椎反射でできるようになるまで、細かい相談事などでも意識しながら

対応していきたいと思います。

社内でリーダー的な立場を任されてる人やリーダーを目指している人にはもちろんオススメですが、

『一人で悩みを抱えやすい人』にこそ読んで欲しい本です!!

内容的には

ビル・キャンベル という気の良いおっちゃんの人生の物語を読んでいるような感覚で、

小説を読んでるくらい感情移入してスラスラ読めます。

読み終わる頃には、何かをするときは「ビルならどうするか?」と客観的に考えれるようになっているはず!

そこらへんの恋愛小説よりもよっぽど『愛』を感じれますよ。

具体的にチームづくりを考えてる人にはこちらがオススメ↓

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