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幼少期からアトピーで悩んでる僕が『アトピーの治し方』を読んでの感想

僕は幼少期から軽度のアトピー持ちでした。

現在も酷くなるとに皮膚科に通ってます。

体全体は乾燥しやすく少し触るとすぐ傷になってしまうくらい皮膚が薄いくらいで、

そこまでアトピーっぽくは見えてないかもしれないですが、

体の胸のあたりや背中はアトピーの症状がわりと酷く、

いつも肌着には掻き傷のせいで血がついてます。

なので、夏場は白T1枚とか着たいのですが、血がついてしまうと全然とれないので、

Tシャツの下にエアリズムとかを着て、オシャレ着を汚さないようにしてます。

幼少期から今までずっと同じような症状を繰り返しているので、

もうアトピーは治らないものだという認識で、完全に諦めていたのですが、

本屋さんでたまたまこの本を見つけて、

『今よりも少しでも皮膚科に行く回数減らせるかな?』

くらいの軽いノリで購入しました。

読み終わった今では、アトピーは100%完治は出来なくても、

ある程度直す事ができるのかも!!と期待に胸が膨らんでます。

しかも、それが特別お金がかかるとか、ガラッと生活を変えないといけないとか、

といった事ではなく、

”誰でもが取り組める方法”

だったので、ぜひアトピーで悩んでる人にオススメしたいです。

美容師さんでも、毎日のシャンプーやパーマ液などによる手荒れから、

体全身にアトピーのような症状が出て、皮膚科に通いながらサロンワークしている人も少なくないと思います。

そういった方でも、症状が緩和されるヒントになれば幸いです。

簡単にどういう事が書かれてるかまとめますね。

『アトピーの治し方』レビュー

著者の紹介

大塚篤司

皮膚科の専門医で京都大学医学部特定准教授。

京都大学大学院卒業後、チューリッヒ大学病院客員研究員を経て現職。

アレルギー薬剤開発研究にも携わり、複数の特許を持つ。

アトピー性皮膚炎に関する講演を行ったり、延べ1万人以上のアレルギー患者を診察。

アトピーやステロイドに関するブログの発信経験もある。

 

もうこの時点で信用できそうですよね。

この本を読むとどうなるのか?

この本が目指しているのは、

全ての患者さんが「保湿するだけ」で綺麗な肌がキープできる状態。

アトピーに関しては、本当に様々な情報が飛び交っており、

『何が正しい情報なのか』

という事をお医者さんですらきちんと理解していないない人もいる状況らしいです。

なので、一般人は様々な情報に振り回されてしまいます。

アトピーに関する様々な情報を一つ一つエビデンスにそって説明してくれているので、

アトピーに関する知識がとにかく学べます。

また、様々な治療法の紹介もしてくれているので、

自分にできる治療法を選んで少しずつマイペースにアトピーの治療に取り組める内容になっています。

この本で得られる情報

ステロイドに対する知識

・ステロイドの種類

・ステロイドの効果

・ステロイドの副作用

・ステロイドの使用方法

皮膚科で毎回ステロイドを処方されているので、多少の知識はあったつもりでしたが、

全く認識が甘かったです。

ステロイドに対する考え方はガラッと変わりました。

民間医療に関する知識

・乳酸菌はアトピーに効くのか?

・アトピーの患部は石鹸で洗わないほうが良いのか?

・糖質制限はアトピーに効くのか?

・アトピーに効く化粧品はあるのか?

などなど巷で噂になっているような事まで、エビデンスがあるのかどうか?

という視点で説明してくれています。

ステロイド以外のアトピーの治療方法

・様々な保湿剤の紹介

・プロトピック軟膏の説明

・紫外線治療とは?

・デュピクセントとは?

・かゆみを抑える方法

ここが一番実用的で生活の中に落とし込める内容でした。

いろんな治療法の『目的』と「メリット」「デメリット」まで詳しく書いてくれているので、

時間がないとか、本を読むのが苦手な人はここだけに絞って読んでも良いと思います。

アトピー医療のこれから

・AI医療でアトピー治療はどう変わるか?

・これから認証されそうな治療方法

これから多数の新しい治療方法や新薬が登場予定らしいです。

これまで以上に多様に対応できるようになるので、アトピーで悩むという人ももっと減ってくるかもしれません。

その新しい薬に希望を持ちつつ、今できるケアを行って行こうと思います。

個人的な感想

シンプルに、僕と同じようにアトピーで悩んでいる人全てに読んでもらいたい本です。

これだけ情報があふれている時代だからこそ、

どの情報が正しい情報(自分に合っている情報)で、

どの情報が間違っている(自分には合わない情報)か

を知ることが重要だと思います。

自身の経験だけでもなく、しっかりとした根拠が示せるのかどうか?

これは営業において説得力を持たす事にも応用できると思います。

さらに、お客様でアトピーに悩まれている方などにはこの本の話をしてあげると

それだけで信頼度は増すと思います。

ぜひ、ご自身の身体と、仕事のために読んでみてください。

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