美容業界で働くサラリーマンのちょっとためになる情報

『お金2.0』を今読み返すとかなりわかりみが深かった

昨年の年末に大掃除をしていて、

溜まりに溜まった本を大量に捨てたりメルカリで売ったりしたのですが、
(メルカリで本はマジで一瞬で売れる!!)

なんとなく印象に残ってる本とか、

これはまた読みたいなーという本は残してて、

今年中にまた読もうと思ってました。

それで読んだのが

佐藤航陽さんの『お金2.0』という本。

この本が発売されたのが2017年の11月30日なので、

おそらく僕が買ったのは2018年の2月とか3月だと思います。

その当時は本当になんとなく「なんかすごい時代がきてるな〜」

という程度でしたが、それから4年!!の月日が経った今読んでみると、

まさに今そんな時代になってるな!

と思うことの連続でした。

内容は、タイトルにもある通り「これからのお金の在り方」ですが、

僕なりに内容を大きくまとめると2つで、

「経済圏が分散されていく」ということと「お金よりも人生の目的や意義の方が『価値』になる」ということでした。

これから進む様々な『分散化』

これからのお金は、

国が発行している「ドル」や「円」や「ユーロ」だけではなく、

「ビットコイン」や「snsのフォロワー数」や「企業が発行しているポイント」

などに分散されていくらしいです。

元々「お金」は、それ自体に価値があるという訳ではなく、

『何かと交換するための道具』でした。

お金の起源は貝殻だったらしいです。

その道具の選択肢が増えてるという状況ですね。

実際、海外などでは報酬がビットコインなどの仮想通貨で支払われたりというのも増えてきてますし、

「snsのフォロワー数1万人以上の人ならランチ無料」というサービスがあったり、

美容業界でもインフルエンサーは施術無料という美容室も多いですよね。

また、楽天やamazonみたいに、1つの会社だけで日常生活が全て賄えてしまうような会社も出てきているので、

現金がなくても楽天ポイントやamazonポイントがあれば生活できてしまうという状況になってます。

なので、いわゆる「お金」を稼ぐことが苦手でも、

NFTで仮想通貨を稼いで高い時に円やドルに変換したり、

snsのフォロワー数を増やすことで様々なサービスが受けれたり、

自分でいろんな経済圏を選べるようになってきてます。

さらに、今後は自分が生活する環境すら分散されていきます。

VRの進化によって、仮想空間がもっとリアルになり、

仮想空間上で、なんのストレスもなく会話を楽しんだり、買い物をしたりできるようになります。

そうなると、
「どこに住んでいるか?」
「どんな容姿か?」

などどいう情報には意味がなくなり、現実の生活に不便さや不満を感じている人は、

VR空間上をメインの生活空間とする人も出てきます。

もちろんその中でお金を稼ぐことも、ポイントを稼ぐこともできるようになります。

(何年後かにはディーラーさんの営業も全てVR空間の中で行われてるかもしれないですね)

食事以外は全てVRの中でできてしまうので、最低限の健康状態さえ維持できれば現実でお金を使うことすらなくなりそうです。

お金よりも人生の目的や意義の方が『価値』になる

2つ目は『価値』の基準が変わってるということ。

これは山口周さんの『ニュータイプの時代』

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でもありましたが、

国自体が成長して豊になり、モノが溢れていることによって、

モノを買う(所持する)という欲求自体が減っています。

そのため、必要以上のお金は要らない、

それよりも豊な時間や体験に価値を感じる人が増えてます。

マークザッカーバーグも、ハーバード大学でのスピーチで

「自分の人生の目標(意義)を見つけるだけでは不十分で、僕らの世代にとっての課題は、誰もが人生の中で目的(意義)を持てる世界を創り出すこと

だと言ってます。

『足りないモノがない』という状況だと、一体何に向かって頑張ればいいのかわからない。。

そういった不完全燃焼のような感覚が多くの人を不幸にしているという現代。

(手取りで30万あったら十分なのに、売上500万以上目指せ!!と言われてるような状態かな)

その不完全燃焼のような感覚を埋めるために、誰もが人生に目的や意義を持てる世界にしようというのがマークザッカーバーグの考えです。

お金よりも、意義や目的に価値が集まってくると、

『儲かること』よりも『情熱を注げること』

の方が価値が高くなります。

金銭的なリターンを第一に考えるほど儲からなくなり、

何かに熱中してる人ほど結果的に利益を得られるようになります。

商業的に歌ってるタレントよりも、本当に歌が好きで歌ってる人の方が応援したくなりますよね?

実際、YouTubeでも歌が好きでアップしだしたら結果的に人気が出たという事例は多いと思います。

こういった事例はまだわかりやすいですが、

ライバーに投げ銭する、手元に何も残らないオンラインゲームに課金するなどは、40歳後半以上の方にはまだあまり理解されにくいです。

だからこそ若い世代が頑張る意味があります。

日本の企業に勤めてる40代後半の世代の方は、年功序列で上がってきた方が多かったり、

実力で上がって行った方も、そのポジションを譲らないための方法をよく知ってます。

特に、モノを作れば売れた時代を経験している世代は、

「生産性」「利益」「便利」というのが主な考え方になってます。

なので、そういった世代に理解されない方法で、新しい社会を作っていくという意味でも、

『情熱を注げること』を見つけて、そこに時間と情熱をかけるのが人生を豊かにするという意味でも『価値』につながっていきます。

まとめ『情熱を注げること』の見つけ方

僕自身、美容業界が好きで、美容業界で営業という仕事をしていますが、

営業力が優れてるとは到底思えないです。

ただ、最近気づいたのですが、

「商品の説明」に関しては、他の人よりも得意かなと思ってます。

なるべく相手にわかりやすい言葉で、シンプルに説明するということは気をつけてますし、

実際に周りからの反応を聞いてても多分説明はうまいんだと思います。

おそらく昔から本を読む事も好きだったので、自分なりに言語化するのが得意なんだと思います。

なのでブログを始めてみました。

情熱を注げるというほどではないですし、成功してるという訳でもないですが、

続けてると次第に訪問される数も増えてきてるので、嬉しくて今後もコツコツと継続しようと思ってます。

なんかコラムみたいになりましたが、

みなさんも、何か少しでも周りの人よりも得意かも?

という些細なことでいいので、

これからの時代に向けて、『情熱を注げること』を始めてみてはいかがでしょうか?

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