まだご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、
昨年、TOKIOブランドから新しく
『TOKIO INKARAMI LIMITED』
というブランドが発売しております。
知らなかったという方や、なんとなく聞いたけどイマイチ違いがよくわからないという方のために、
TOKIO INKARAMIとTOKIO INKARAMI LIMITED の違いをまとめていきます。
TOKIOについての説明はこちらをご覧ください。
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LIMITED開発背景
TOKIOは、2011年に発売されたトリートメントです。
髪の毛のメイン成分である「ケラチン」に特化して、特許技術によって髪を健康にするという商品で、
そのコンセプト通り、子供の髪の毛のような『自然な軽さやハリコシ』が人気のブランドです。
もちろん今でも全国的に大人気なメニューではありますが、
2011年頃と比べると、『外国人風カラー』ブームもあり、ブリーチなどのハイトーンカラーをされる方が非常に多くなってます。
もちろんカラーのトーンが上がれば上がるほど、それに比例して髪はダメージしていきます。
また、スタイリング剤や洗い流さないトリートメントなどの質も変わり、
一見あまり傷んでないように見える髪の毛でも、実はかなり傷んでパサついてるというケースも多くなっています。
結果的に
パサつきが気になるから余計にバームやオイルをたっぷり使用する →
油分でカラーがキレイに見えない、シャンプーしてもベタつきが取れない →
カラーがキレイに染まらない、トリートメントの効果が実感できない
という悪循環が生まれるようになってきたので、
そういった現代の悩みに対応すべく生まれたのが『LIMITED』ブランドになります。
TOKIOとの違い
基本的にトリートメントに対する考え方、使い方、工程はTOKIOと全く同じです。
元々TOKIOには、上の写真のように
グレーのベーシックライン、ブルーのモイスチャーライン、グリーンのスムースライン
という３つのラインナップがあります。
それに対してLIMITEDブランドには
濃いブルーのMMライン、濃いグリーンのSSライン
という２つのラインナップがあり、
従来のモイスチャーラインをよりパワーアップさせたのがLIMITEDのMMライン、
従来のスムースラインをよりパワーアップさせたのがLIMITEDのSSライン、
になります。
TOKIOの０番や１番は従来のモノをそのまま使用していただき、
２番、３番、４番 をLIMITEDにすることで
より指通りや柔らかさが実感できるようになっています。
LIMITEDラインナップ説明
MMライン
従来のモイスチャーラインの２Mと３Mに
「オイルケラチン」「オイルコラーゲン」「ラメラ結晶オイル」
をそれぞれ配合したのがLIMITEDのMMラインになります。
保水力や保湿効果の高い成分を追加で配合することにより、従来の補修効果はそのままに
より『潤いを感じる柔らかさ』を実感することができます。
SSライン
従来のスムースラインの２Sと３Sに
「フィトラノリン」「オイルシルク」
をそれぞれ配合したのがLIMITEDのSSラインになります。
指通りや表面の補修効果を高める成分を追加で配合することにより、従来の補修効果はそのままに
より『滑らかさと瑞々しさ』を実感できるようになっています。
基本的なコンセプトや仕上がりのイメージはこれまでのTOKIOと同じですので、
「MMラインだったら重たくなりすぎるのかな？」
などの心配は必要なく、同じ感覚でご使用いただけます。
葉緑素
さらに、LIMITEDブランドの共通成分として、
LIMITEDの３番の中には『葉緑素』という成分を新たに配合しています。
効果効能は『ヘマチン』とほぼ同じですが、その葉緑素の特性上LIMITEDの３番はかなりクリームが緑がかっています。
外国のお菓子くらい緑なので、初めてみる人はそのインパクトに驚かれると思います。
従来のTOKIOの３番の中には『ヘマチン』を配合していました。
『ヘマチン』はご存知の方も多いと思いますが、
・酸化促進 ・消臭効果 ・架橋効果
など、サロンで行うケミカルメニューに必要不可欠な効果を様々持っていることから、
多くのメーカーさんで使われています。
ただその原料は元々『豚』の血液から採取しているので、日本では全然問題なく使用できても、
海外ではNGな国もあるんです。
TOKIOブランドは海外展開も行っているため、海外基準に対応するために今回は
ヘマチンの代わりに葉緑素を採用しております。
LIMITEDメニュー展開について
導入の企画やコストなどについては担当の代理店様にお問い合わせください。
個別の質問なども直接メールいただければお返事します。
メニュー展開に関しては、
従来のTOKIOのメニューはそのままに、
LIMITED（限定）メニューとして新たにメニューを作っていただいてもいいですし、
従来のTOKIOから、LIMITEDブランドに切り替えていただいても問題ありません。
お客様の層や地域によってご検討いただければと思います。
